Bee's Favorite

映画、絵画展、コンサート、本、日々の感想。

映画「サニー 強い気持ち、強い愛」

【Bee's check point】

■韓国版(原作)がとてもよかったので、どのようなリメークになるか楽しみだった。
■日本版では背景を1990年代にして、当時のJ-POPをBGMに使っている。
■キャスティングされた女優たちは、韓国版によく似ている。

(見たのは2018年9月)

映画「サニー、強い気持ち、強い愛」、高校の同級生たちと観てきました。

韓国の映画のリメークで、韓国版がすごく良くできていたので、日本版どうかなと思っていましたが、
かなり忠実なリメークで、日本版の制作側も原作をかなり好きだしリスペクトしてるなと思いました。

90年代に女子高生だった仲良しグループが、ある事件を境に会うことがなくなり、
20年後、仲間を探して再会する物語です。
めちゃめちゃ明るい高校時代と、それぞれにいろんなものを抱えたが20年後の対比がちょっと切ないのですが、
みんなどこかに子ども時代の名残をのこしていました。

韓国版は80年代、民主化運動という時代を背景にしていて、
その影が高校生たちの今にも未来にも影響している。
日本の60年代っぽい感じがします。

日本版は、そうそうコギャルブームってあったなあ、
なんでみんなあんなダボダボのルーズソックスはいてたんだろうと思う時代。
私はひと世代上なので共感というよりは懐かしい感じでした。

韓国版は80年代アメリカンポップス、日本版は90年代J-POPをちりばめていて、それがとても郷愁を誘います。
私は90年代は学生じゃなかったので、その辺のJ-POPも真面目に聞いたというよりは、
日々のBGMのように流れてた感じですけど。

www.youtube.com