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映画「危険な関係」

【Bee's check point】

■フランス文学「危険な関係」の中国版リメーク。
■舞台は上海、言語は北京語、監督は韓国人。
■男がだまそうとしたのに、女がしぶとい。

(2014年1月に見た映画)

18世紀フランス、ラクロの小説「危険な関係」は、よほど映画人の想像力をそそる設定なのか、
これまでにも何度も映画化されていますが、
背景を1930年代の上海に設定した中国映画「危険な関係」を見てきました。
韓国のチャン・ドンゴン、中国のチャン・ツィイー、香港のセシリア・チャン
このキャスティングを聞いた時から見たかった作品。
制作は中国、言語は北京語。監督は韓国のホ・ジノ

ヨン様の映画「スキャンダル」も同じ原作なので、どう違うのかという興味もありましたが、
ヨン様のはあの手この手を使うプレイボーイ、チャン・ドンゴンは勝手に女が寄ってくるタイプのプレイボーイでした。
韓国ではチャン・ドンゴンといえば美男子の代名詞ですが、
彼は不思議とどの作品でも色っぽくない。
でも絶対、家にはいちゃいけないタイプの人だと思います。

着ているものがチャイナドレスのせいもあるかと思いますが、
中国の女優たち、とても美しいです。
そして強く、しぶとい。

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