【Bee's check point】
■キアヌ・リーブス&ウィノナ・ライダー!!
■むちゃくちゃラブコメっぽい設定
■主役の2人以外の登場人物にはセリフがない!
(見たのは2018年12月)
きっとクリスマス向けの駄作だと思ったけれど、
キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダーという組み合わせが「見なければ」と思わせた映画を見てきました。
キアヌにはフランク、ウィノナにはリンジーという役名がありますが、
もうキアヌとウィノナにしか見えない共演4度目の二人。
偏屈な中年男と悪態ばかりの中年女の機関銃のようなやりとりを最後まで見せるには、
この二人のネームバリューがとても重要でした。
映画として面白いつくりは、ほかにもいろんな人が出るのに、セリフがあるのは2人だけというところ。
延々と二人の会話が続きます。
出会いの時から二人は印象最悪で、強烈に皮肉と悪態をつきまくりますが、
考えてみれば、そんなに会話が続けられるというのは、これ以上ない相性なのかも。
最後は、「え?ここで終わるの?」と思いましたが、
くだくだ話を続けないところが洋画のラブコメのいいところです。
キアヌ・リーブスもこんな役をやるようになったのか~と感慨深いですが、
以前は並んで整理券をもらっていた武蔵野館もネットで座席指定のチケットが取れるようになっていて、それも時代の流れを感じました。