Bee's Favorite

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映画「メリーポピンズ リターンズ」

【Bee's check point】

■子どもの頃に見ていたので、続きならばぜひ見ないと、ということで。
■旧作とは音楽を全部変えてきました。
■随所に旧作との20年の時間の隔たりがわかるしかけがありました。

(見たのは2019年2月)


私ももう一度メリーポピンズに会いたかった。

小学生の頃に家族で映画館で見たこの映画は、いつまでも色あせることがなかった映画なのですが、
リターンズも、前作との流れを随所に生かしつつ、新しさもいっぱいで、とても楽しい時間でした。

前作でバンクス家の子どもたちだったジェーンとマイケル姉弟のもとに、
大恐慌のころ、再びメリーポピンズが現れます。
マイケルの元には母親を亡くした3人の子ども、バンクス家は借金が返済できず、
銀行に家を取られそうになっています。
ジェーンは独身で、労働者を守る活動をしている。
そういえば彼女の母親は婦人参政権運動をやっていたっけ、と思いだしました。

ロンドンの町にはガス灯がともっていて、煙突掃除屋ではなく、
ガス灯の点灯屋が霧の町を走り回っています。

コリン・ファースメリル・ストリープが「濃い」脇役で出てくるのですが、何をやっても上手で笑える。

実写とアニメの融合を初めて実現したのが前作だそうです。
今ではCGもふんだんに使っているので、それほどすごいと思う映像ではないのですが、
逆に前作はこの魔法をどうやって撮ったのかなと考えるとすごいことだと思います。

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