（2017年10月）
「ベルばら」や「エースをねらえ！」ももちろん好きだけど、
私のラブコメ好きの原点は「はいからさんが通る」にある。
シリアスとコメディをごちゃまぜにしてこんなにも面白く描く漫画家はあまりいない。
恋人が行方不明になり、その後記憶喪失になって別人としてあらわれ、
それでも仕事を続けながら思い続ける、というストーリーは、あの「冬のソナタ」とまったく同じだ。
だけど、別世界。背景に大正時代という難しい時代をあてはめ、
戦争や震災の中でもたくましく生きるヒロインをコミカルに描いた。
大和和紀といえば源氏物語を忠実に妖艶に描いた「あさきゆめみし」が有名だけど、
私は「はいからさん」が一押し。
画業50年の展覧会も開催中だそうなので、行かなくちゃ。
（結局行けなかった・・・）
