(2015年6月)
ドコモのCMを見たときからコンサートに行ってみたいと思っていたけど、
なかなかチケットが取れなかった2CHELLOS、
ようやく再追加公演のチケットがとれて見てきました。
オーチャードホールということもあって、おとなしめのお客さんが多いのかなとおもっていましたら、
途中のマイケル・ジャクソンあたりから立ち始める観客が出てきて。
「撮影したければしてもいいし、立っても、叫んでもいいから」と最初から2人は言っていて、
観客がノってくることを期待してたみたいでしたが、SATISFACTIONのころにはフツウにロックのコンサートでした。
撮影OKというのはほかのコンサートではなかなかないのですが、
もともとYou Tubeに自分たちの演奏をアップして見出されただけあって、
その伝播力っていうものをわかっているのか、写真なんかに負けないライブの力強さに自信があるというか。
楽器というものは丁寧にあつかわなければいけないという先入観があるのですが、
本来これを使って人を楽しませるのが楽器なんだなあと思いました。
チェロってああいう音も出るんですね。だんだんと弓の毛がほつれていくのが遠くからも見えて、絶対にCDじゃわからないパワーでした。
それで、あれだけ熱狂させておいて、アンコールの最後が「G線上のアリア」というのが心憎いばかりでした。