スタンディングのコンサートに行ってきました。
ロックとかダンスのコンサートならスタンディングもわかるけど、
バラードを歌う歌手のコンサートでスタンディングって。
発表になったとき、何度も見直しちゃいました。
椅子がないのに、1万円って(^_^;
スタンディングの会場では、入場前に並んで、整理番号順が呼ばれたら入場できます。
ほぼ満員状態の会場だと、とにかく早く入ることが良い位置を確保できる唯一の方法なのですが、
冬場だとコートや荷物をロッカーに入れたり、ドリンクを受け取ったりして、
入場後、即会場入りとはなりません。
整理番号も半分以降と悪い番号だったので、
前のほうで見られるというのはほぼ諦めていました。
コートを会場外のロッカーにいれて、
(中のロッカーの数が限られていたので、入場してから探す時間を省略するため)
しかたなく寒い中を15分ほど待ち、
10番ずつ、だいたい10秒ごとに呼ばれるのを待ちました。
場内はもう後ろのほうまで埋まっていて、どうにか「寄りかかれる場所」を見つけて、
そこで2時間のコンサートを聴くことになりました。
足下は、厚底のスニーカーで、これで約7cmは背が高くなります。
ずっと前にスタンディングコンサート対策に購入したものです。
久しぶりにこれを履くことになり、足の疲れ具合が心配でした。
2時間くらいと聞いていたコンサートは、なんだかんだで3時間かかりました。
もちろん立ったままです。
同じ姿勢を続けていたので、動こうとすると、足とか腰とかがピリッと痛みます。
3時間のコンサートを終えたあとは、帰宅です。
これで帰りの電車でずっと座っていければだいぶ違うと思うのですが、
東京の電車事情はそんなことをさせてくれません。
夜10時を回っているのに、帰宅する人たちがいっぱいです。
平日なので19時開演でしたが、18時開場のため、
仕事を片付けて、家を出たのは17時少し前でした。
帰宅した11時すぎまで、食事にありつくことはできません。
なんだかんだこれだけ文句を言うならいかなければいいだけです。
それでも行ってしまうのは、
やっぱりナマはいいな、行って良かったなと後で必ず思ってしまうからです。
それはDVDやCDとも違うもの、
その場にいたからこそわかること、体験できることが多いからです。
後悔先に立たず。
いままで「行かなければ良かった」と思ったことより、
「行って良かった」と思うことのほうが多いからかもしれません。
行くという方向に自分を向けるには、どうすればいいか。
3,4時間立っていてもへっちゃらで、多少のことでは風邪もひかない体力
多少のことでは弱音を吐かない精神状態、
つまり、元気でいるってことです。
行きたいなあと思うのに、自分にいろんな理由をつけて「行かない」ことを決めるときは、
たぶん、体か心か、どちらかが元気じゃないのでしょう。